極上御曹司に初めてを捧ぐ~今夜も君を手放せない~
千鳥格子のエルボーパッチ付きジャケットにジーンズというのが、兄のお気に入りのスタイル。
「お兄ちゃん久しぶり。変わりなさそうだね」
兄の対面の席に座るが、フォークやグラスは三人分セットされていて不思議に思った。
「他に誰か来るの?」
私が尋ねると兄はにこやかに答える。
「ああ。親友も呼んだんだ」
「お兄ちゃんの親友?」
なんでお兄ちゃんの親友も来るんだろう。
首を傾げてさらに説明を求めたら、兄はコクッと頷いて突然声を上げた。
「そう。お前も知ってる奴。あっ、来た!」
私も知ってる?
そのヒントじゃ全然わからない。
兄の声に反応して入り口の方に目を向けると、思わぬ人物がいた。
「部長?」
口元に笑みを称えながら、私の隣の席に座る北條さんを呆気に取られながら見つめる私。
「今日は残業にはならなかったようだな」
私を見てクスッと笑う北條さんに兄が声をかける。
「お前も時間通りでよかったよ。紹介は必要ないよな?」
「お兄ちゃん久しぶり。変わりなさそうだね」
兄の対面の席に座るが、フォークやグラスは三人分セットされていて不思議に思った。
「他に誰か来るの?」
私が尋ねると兄はにこやかに答える。
「ああ。親友も呼んだんだ」
「お兄ちゃんの親友?」
なんでお兄ちゃんの親友も来るんだろう。
首を傾げてさらに説明を求めたら、兄はコクッと頷いて突然声を上げた。
「そう。お前も知ってる奴。あっ、来た!」
私も知ってる?
そのヒントじゃ全然わからない。
兄の声に反応して入り口の方に目を向けると、思わぬ人物がいた。
「部長?」
口元に笑みを称えながら、私の隣の席に座る北條さんを呆気に取られながら見つめる私。
「今日は残業にはならなかったようだな」
私を見てクスッと笑う北條さんに兄が声をかける。
「お前も時間通りでよかったよ。紹介は必要ないよな?」