極上御曹司に初めてを捧ぐ~今夜も君を手放せない~
「イギリスに発つ前の日にうちに泊まったからその時にな」
そう言えば、昨日私が使わせてもらったゲストルームにお兄ちゃんが寝てたって……。
お兄ちゃんのお金なら有り難く使わせてもらおうかな。
「そうなんですね」
正直、今着ている自分の服だって犯人が触れたかと思うとゴミ箱に捨てたいくらいだ。
やっぱりブランド物はデザインがいい。
全部買うのは無理でも……。
「ここで一着何か買って、後はネット通販で適当に買えばいいかな。あー、どれもいいから迷う〜」
ひとりそんな算段をしていたが、横から優が口を出す。
「全部買えばいいじゃないか。すみません。全部包んでください」
財布を取り出し、クレジットカードを抜いて店員に渡す優に声を潜めて文句を言った。
「全部なんてひと財産使っちゃいますよ」
私は冷や汗たらたらで焦っているのに、優はブランド物の買い物は慣れているのか普段と変わらない様子。
「そういう心配は俺と亮太がする」
そう言えば、昨日私が使わせてもらったゲストルームにお兄ちゃんが寝てたって……。
お兄ちゃんのお金なら有り難く使わせてもらおうかな。
「そうなんですね」
正直、今着ている自分の服だって犯人が触れたかと思うとゴミ箱に捨てたいくらいだ。
やっぱりブランド物はデザインがいい。
全部買うのは無理でも……。
「ここで一着何か買って、後はネット通販で適当に買えばいいかな。あー、どれもいいから迷う〜」
ひとりそんな算段をしていたが、横から優が口を出す。
「全部買えばいいじゃないか。すみません。全部包んでください」
財布を取り出し、クレジットカードを抜いて店員に渡す優に声を潜めて文句を言った。
「全部なんてひと財産使っちゃいますよ」
私は冷や汗たらたらで焦っているのに、優はブランド物の買い物は慣れているのか普段と変わらない様子。
「そういう心配は俺と亮太がする」