極上御曹司に初めてを捧ぐ~今夜も君を手放せない~
あれ?
おかしいな。
昨日のことは何も言わない。
「はい。気をつけます」
口に手を当てながら優を見ていたら、彼が怪訝な顔をする。
「落ち着かない奴だな。俺の顔に何かついてるのか?」
「いえ、ついてません」
すぐに否定して、彼から視線を逸らした。
これはひょっとして、彼は昨日私のだらしない姿を見ていないということだろうか。
あんな姿見たら、ちゃんと服を着ろとか言いそうなものなのに……。
いつもと彼の様子は変わらない。
きっと昨夜は自分で起きてテーブルの上のお菓子やお酒を片付けて、寝室に戻ったんだ。
その記憶がないのは梅酒を飲んで酔っ払っていたからだろう。
その結論に至って、心からホッとする。
よかったあ。
昨日のあの姿見られたら恥ずかしくてもう優を正視できないもの。
それにしても酔っててもちゃんと片付けて寝室に戻る私ってすごい。
欲を言えば、朝のアラームもセット出来たら良かったのだけど、これなら会社の飲み会でもっとお酒を飲んでも平気かもしれない。
おかしいな。
昨日のことは何も言わない。
「はい。気をつけます」
口に手を当てながら優を見ていたら、彼が怪訝な顔をする。
「落ち着かない奴だな。俺の顔に何かついてるのか?」
「いえ、ついてません」
すぐに否定して、彼から視線を逸らした。
これはひょっとして、彼は昨日私のだらしない姿を見ていないということだろうか。
あんな姿見たら、ちゃんと服を着ろとか言いそうなものなのに……。
いつもと彼の様子は変わらない。
きっと昨夜は自分で起きてテーブルの上のお菓子やお酒を片付けて、寝室に戻ったんだ。
その記憶がないのは梅酒を飲んで酔っ払っていたからだろう。
その結論に至って、心からホッとする。
よかったあ。
昨日のあの姿見られたら恥ずかしくてもう優を正視できないもの。
それにしても酔っててもちゃんと片付けて寝室に戻る私ってすごい。
欲を言えば、朝のアラームもセット出来たら良かったのだけど、これなら会社の飲み会でもっとお酒を飲んでも平気かもしれない。