青く見えた、
とても深い青に見えた、
出窓から眺めた月。
凍える部屋を照らす青い光だった。
ネモフィラ畑に身を置いたようなあたたかさがあった。
青く見えた、
包み込むような優しい青に見えた、
あの日の貴方。
ポツンと太陽がさすとそれは消えた。
燃えるようにあたたかかった。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:2

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

卒塔婆

総文字数/142

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

蛾

総文字数/272

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

寝首

総文字数/495

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop