私の彼は新米悪魔
放課後。私は屋上に続く階段を上る。


(ちゃんと大西君の話、聞こう。)


もう逃げるのは止めよう。
あと半年。ルシルに魂を渡すまで。私の願いが決まるまで。


(Aランクの魂だもん。その魂に相応しくなくちゃ)

屋上の扉を勢いよく開けた
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