私の彼は新米悪魔
大西君はもう屋上にいた

『来てくれたんだ!』


『うん。』


大西君は私の前に直立不動になると、


『竹下さんっ!付き合って下さいっ!』


と、校舎中に聞こえそうな声で言った。

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