私の彼は新米悪魔
大西君を見る。


『ありがとう。大西君。でも私、好きな人いるから...ごめんなさい。』


はっきりと答えた。


『竹下はそいつと付き合ってるの?』


『片思いだから。』


『じゃ、俺も竹下に片思いだなっ!』


明るく笑って大西君が言った。


『え....。』


『ん~と。じゃっ友達。友達ならいいだろ?付き合うとかじゃなくて。』


あまりの大西君の迫力に思わず頷く。


『よしっ!じゃ友達な。明日メアド交換しよう。相談とかあったらいつでもしてよ。』


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