私の彼は新米悪魔
『...なんで。魔王...様がここに?』


魔王は魔界の唯一無二の存在。そんな簡単に姿をみせる訳ないのに。


ルシルは混乱した。


『人間の女に恋をした悪魔が居る、とケルベロスに聞いて顔を見に来てやった』

『....それで?』


『お前は女の魂を助けたい。違うか?』


『ああ。』


『しかし 兄の事もある』


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