私の彼は新米悪魔
大西くんは顔を上げると照れくさそうに頷いた。


『竹下も最近すごく明るくなったし、もしかして好きな奴とうまくいったのかな?って思ってたんだ。』


『秘密~』


『あ~俺ばっかりずるいぞ。』


笑い合った。


『あっ、教材取ってくるの忘れた。』


『俺も手伝うよ。』


『ありがと。』


私達は再び資料室に戻った。
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