私の彼は新米悪魔
ふっ...と熱さが消えた。


たちまち私は立っていられなくなった。


ルシルが抱き止める。


『...頼む....無茶しないでくれ。』


『泣いてるの?ルシル....ごめんね....でもルシルに何かあったら嫌だ。』


『ごめん、ごめん....優』

そう言ってルシルは泣いた。
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