私の彼は新米悪魔
少し眉をよせ呻くと、ルシルは私を仰向けに倒した。

舌と唇、指先が私の全てを確かめるようになぞる。


『ん...ああっ!やっ...あ....。』


『ルシ...ル...もっ..。』


ルシルが私の中に入れていた指をそっと抜いた。


透明な液体が糸を引いた。

『やめ...て...。』


私が凄く感じているのを見せつけられたような気がして恥ずかしくてたまらない。


ルシルは私の顔を見ながら舌でその指を舐める。


『...ふっ...う...』


その姿を見るだけで私の体が激しく熱を持つ。


『優の中、入っていい?』
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