私の彼は新米悪魔
恥ずかしくて思わずうつむく。


『俺にも着けて。』


緊張しながら同じ左手の薬指に私は指輪をそっと着けた。


ルシルと私はにっこり笑った。


『家まで送る。優のご両親心配させちゃ悪いからな。』


ルシルが私の手を握ったその時。


ちゃりん。
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