私の彼は新米悪魔
『おう。最高ランクだ。ねぇちゃんすげーな。めっさレアだぜぇ。』

ルシルがベッドに腰を下ろし、私の顔をまじまじと見ながら言った。

『そーなの?』


『兄貴も見たこと無いって。俺、まだ人間の魂、持ち帰った事ないからなっ。頑張ってねぇちゃんの魂頂くぜ!』

赤い髪をかきあげ笑う。


『....頑張れ...。』



(何だか変な会話だな。)
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