私の彼は新米悪魔
『よし。始めるぞ...いいな?ルシル。』


『はい。』


魔王は右手で俺の手を掴み、左手で優の胸に手を置いた。


『ふっ....っ。』


魔王の体が金色に光り、それと同時に優と俺の体も同じように光った。


『お互い女では苦労するな。』


魔王が苦笑した。


『違っ...俺の..せ...い....。』


魔王に反論する前に目の前が真っ白になった。

< 265 / 294 >

この作品をシェア

pagetop