私の彼は新米悪魔
私の中で何かが切れた。


『....勝手だよ...勝手に決めて、勝手に居なくなって....。』


皇の金色の瞳が私を静かに見詰める。


『私とルシルは...住む世界が違っても固い絆で結ばれている...と思っていました。』


でも。


『ルシルは自分から絆を切って...行ってしまいました....もう...終わり...』

『....っ...。』


涙が後から後から溢れて来て止まらない。
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