私の彼は新米悪魔
『じゃ、決まり。私はルシルが居ないと幸せにはなれないもの。』


『.....優....。』


『ルシルが逃げてもまた見つけるよ。南極でも北極でも....ちょっとストーカーぽいかな?』


『優は馬鹿だ....。』


ルシルの頬が涙を伝う。


『ルシル、私と一緒にいて下さい。楽しい事も、辛い事も分かちあいたい。』


優がルシルの髪をそっと触る。


『これ、プロポーズのつもりなんだけど...。』


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