私の彼は新米悪魔
『あー。旨かった!』


沢山のお皿が乗ったテーブルで満足そうにルシルはため息をついた。


『恐れ入りました。』

あれからルシルは次々と運ばれて来る甘味を怒涛の勢いで食べまくった。


『いつも、こんなに食べるの?』


『今日は特別。』

『なんで?』

『俺的に甘味の甘さと魂の甘さって似てるんだよな。今日、優の魂つまみ食いしたら火ついちゃって。』


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