私の彼は新米悪魔
『そうだな。俺がこんな顔じゃ駄目だ。』


ベンチを立ち上がる。


『明日からまた明るい俺で行くぜ。』


でも...。


(特別な想い...。よく分かんねぇ。)



優の前では好きな女としかしない、と言っていたが彼は初恋はまだ未経験だ。


ケルベロスが見破っていたのは言うまでもない。
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