私の彼は新米悪魔
(ルシルが私に優しいのはAランクの魂が欲しいからで、私の事好きだからじゃないのに。)


教室に入って自分の席に座るとクラスメートの大西達也が声を掛けてきた。


『竹下さんおはよう。』
少し頬を染めて私の前に立った。


『あ...おはよ。』

『あっ..あのさっ...』

そう言って黙り込む。

(...何だろ?大西くんて確か綾の好きな人だよね?喋ってたりしたらまた嫌がらせに拍車がかかっちゃう)
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