私の彼は新米悪魔
(えっ..? 違うよっ。私の顔が赤いのはルシルの事考えたからで...。)

『今日の放課後屋上に来て下さいっ!』



『え...。』



言うだけ言って大西君は自分の席に帰る。


『脈ありじゃん!』
『竹下、すっげ照れてたぜっ』


クラスの男子が大西くんの肩を叩きながら言っている。


(もうやだ...泣きそう)
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