もうこれ以上、許さない
どうしようと、困ったその時。
「いーや訊かれてたねっ。
俺ちゃんと目撃したし」
こんな時間になぜか風人が現れる。
いや助けてくれるのはありがたいけど…
嘘じゃん!その時いなかったしっ。
「っ、他の客と見間違ってんじゃないのっ?
こっちはあんたに見覚えないんだけど」
「それ単に、記憶力悪りんじゃね?
だから訊かれたのも覚えてないんだよ。
このお姉さん、いつも絶対訊いてるし。
みなさんもちゃんと、破れ訊かれてますよねっ?」
とそこで、周りに振る風人。
わ〜!他のお客様を巻き込まないでっ。
そんで誉の妹だから大ごとにしないで〜。
と焦るも。
「…はい。
あと私もその時に、店員さんが訊いてたのを見ました…」
並んでた女性のお客様が、おずおずと答えた。
うそ、女神!
さすがに誉の妹さんも、分が悪いと判断したのか…
「っっ、なにこの店感じ悪っ!
消費者センターに言いつけてやるからっ」
そう吐き捨てて、帰ろうとした。
と思いきや、くるりと向き戻って。
「いい事教えてあげる。
アタシ、松村誉の妹なの。
といっても血は繋がってないけど…
あんたみたいな無責任な女、絶対認めないから。
これ以上付き合うのは、アタシが許さない!」
そう啖呵を切られる。
さらに。
「いーや訊かれてたねっ。
俺ちゃんと目撃したし」
こんな時間になぜか風人が現れる。
いや助けてくれるのはありがたいけど…
嘘じゃん!その時いなかったしっ。
「っ、他の客と見間違ってんじゃないのっ?
こっちはあんたに見覚えないんだけど」
「それ単に、記憶力悪りんじゃね?
だから訊かれたのも覚えてないんだよ。
このお姉さん、いつも絶対訊いてるし。
みなさんもちゃんと、破れ訊かれてますよねっ?」
とそこで、周りに振る風人。
わ〜!他のお客様を巻き込まないでっ。
そんで誉の妹だから大ごとにしないで〜。
と焦るも。
「…はい。
あと私もその時に、店員さんが訊いてたのを見ました…」
並んでた女性のお客様が、おずおずと答えた。
うそ、女神!
さすがに誉の妹さんも、分が悪いと判断したのか…
「っっ、なにこの店感じ悪っ!
消費者センターに言いつけてやるからっ」
そう吐き捨てて、帰ろうとした。
と思いきや、くるりと向き戻って。
「いい事教えてあげる。
アタシ、松村誉の妹なの。
といっても血は繋がってないけど…
あんたみたいな無責任な女、絶対認めないから。
これ以上付き合うのは、アタシが許さない!」
そう啖呵を切られる。
さらに。