もうこれ以上、許さない
「また無言電話?
それ絶対あの妹だろ〜。
あいつに言った方がいんじゃね?」
「言えないよ。
妹さんだって証拠はないんだし」
と言いながらも、あたしもその子の仕業だと思ってた。
「だからって、このままじゃ月奈ちゃんしんどいじゃん。
心当たりないか、訊くだけ訊いてみ?」
いやそれ、妹さんじゃない?って言ってるも同然じゃん!
誉には訊けないよ。
「…まぁそのうち収まるだろうし。
あたしなら平気だから、別にいいよ」
とか言って…
いいかげんしんどいから、今日あたりCyclamenで発散しよ。
マスターにも、誉と仲直り?した事報告しないと、心配してるかもしれないし。
とそこで、タイミング悪く当の誉がやってきた。
えええっ、もう仲直りしたんだからここに来る必要なくないっ?
「ちょうどよかった。
訊きたい事あるんすけど、」
すかさず風人が、誉にこの問題を切り出した。
「わ〜!待って風人っ、ほんとにいいからっ」
慌てて引き止めると。
2人して驚いた顔でこっちを向いた。
「えっ…」
意味がわからず戸惑うと。
「また呼び捨てしてくれた…」
ドキッとしたと言わんばかりに、そう胸を押さえる風人。
それ絶対あの妹だろ〜。
あいつに言った方がいんじゃね?」
「言えないよ。
妹さんだって証拠はないんだし」
と言いながらも、あたしもその子の仕業だと思ってた。
「だからって、このままじゃ月奈ちゃんしんどいじゃん。
心当たりないか、訊くだけ訊いてみ?」
いやそれ、妹さんじゃない?って言ってるも同然じゃん!
誉には訊けないよ。
「…まぁそのうち収まるだろうし。
あたしなら平気だから、別にいいよ」
とか言って…
いいかげんしんどいから、今日あたりCyclamenで発散しよ。
マスターにも、誉と仲直り?した事報告しないと、心配してるかもしれないし。
とそこで、タイミング悪く当の誉がやってきた。
えええっ、もう仲直りしたんだからここに来る必要なくないっ?
「ちょうどよかった。
訊きたい事あるんすけど、」
すかさず風人が、誉にこの問題を切り出した。
「わ〜!待って風人っ、ほんとにいいからっ」
慌てて引き止めると。
2人して驚いた顔でこっちを向いた。
「えっ…」
意味がわからず戸惑うと。
「また呼び捨てしてくれた…」
ドキッとしたと言わんばかりに、そう胸を押さえる風人。