もうこれ以上、許さない
と、その時。
携帯にマスターからメッセージが入る。
〈おつでーす!
夏バテしてないか〜?
え、しそう?
そんな月奈ちゃんにオススメな一杯が、こちら↓↓↓〉
と、カクテルのレシピ画像が添付されてて。
あたしは歩きながらクスリと笑った。
あっちでこの携帯の番号とかを知ってるのは…
クリーニング屋の事務所と、マスターだけで。
今でもこうやって、たまに連絡してくれてた。
〈美味しそう!
今実家だから、マイバーに戻ったらさっそく作ってみるねっ〉
そう返事した通り…
今は自分で作って、カクテルを楽しんでた。
元々、マスターやCyclamenだから通ってただけで…
それ以外なら必要ないからだ。
ふいに。
貸し切りにしてくれた、最後に飲みに行った日を思い出す。
*
*
*
「マスター、今までほんとにありがとね。
いつもいっぱい元気もらってた」
「ぜーんぜん、こっちこそだよ。
俺もめちゃくちゃ元気もらってたし。
月奈ちゃんのおかげで、今のCyclamenがあるからさっ」
「それは嘘すぎっ。
しかもあたしは元気どころか、陰気を持ち込んでた気がするんだけど」
「いやマジだから!
ほら覚えてるっ?あの黒歴史のあと…」
と、今までを振り返り始めるマスター。
携帯にマスターからメッセージが入る。
〈おつでーす!
夏バテしてないか〜?
え、しそう?
そんな月奈ちゃんにオススメな一杯が、こちら↓↓↓〉
と、カクテルのレシピ画像が添付されてて。
あたしは歩きながらクスリと笑った。
あっちでこの携帯の番号とかを知ってるのは…
クリーニング屋の事務所と、マスターだけで。
今でもこうやって、たまに連絡してくれてた。
〈美味しそう!
今実家だから、マイバーに戻ったらさっそく作ってみるねっ〉
そう返事した通り…
今は自分で作って、カクテルを楽しんでた。
元々、マスターやCyclamenだから通ってただけで…
それ以外なら必要ないからだ。
ふいに。
貸し切りにしてくれた、最後に飲みに行った日を思い出す。
*
*
*
「マスター、今までほんとにありがとね。
いつもいっぱい元気もらってた」
「ぜーんぜん、こっちこそだよ。
俺もめちゃくちゃ元気もらってたし。
月奈ちゃんのおかげで、今のCyclamenがあるからさっ」
「それは嘘すぎっ。
しかもあたしは元気どころか、陰気を持ち込んでた気がするんだけど」
「いやマジだから!
ほら覚えてるっ?あの黒歴史のあと…」
と、今までを振り返り始めるマスター。