もうこれ以上、許さない
そうして次の日。
フェス会場を訪れると…
ものすごい人集りで。
誉を見つけるどころか、アイスを買うのもひと苦労の状態だった。
どうしよう…
下手に連絡して、仕事の邪魔しちゃったら嫌だし。
かといってこのまま帰るのも…
せっかくだから一個くらい買って帰ろう!
そう思って、比較的行列が少ないアイスに並んでると。
うそ、誉!
5メートルほど離れた場所に、その姿を見つける。
聞こえるかな?と思いながらも、声をかけようとしたら…
誉が隣にいためちゃくちゃ綺麗なコと笑い合って、思わず固まる。
え、彼女?
のワケないか…
でもスタッフって格好じゃないし。
やたら親密そうだし。
とそこで、誉とバチッと目があって。
その目が大きく開かれる。
うわどーしよ、とりあえず会釈っ?
をしようとした瞬間。
誉はプイと顔を背けて。
そのまま人混みの中に消えていった。
なにそれ、シカト?
そっか…
そうだよね。
セフレに声かけられても困るよね。
その綺麗なコに勘違いされても困るだろうし…
仕事場に押しかけられて迷惑だったよねっ。
居たたまれなくなって、急いでその場を後にした。
フェス会場を訪れると…
ものすごい人集りで。
誉を見つけるどころか、アイスを買うのもひと苦労の状態だった。
どうしよう…
下手に連絡して、仕事の邪魔しちゃったら嫌だし。
かといってこのまま帰るのも…
せっかくだから一個くらい買って帰ろう!
そう思って、比較的行列が少ないアイスに並んでると。
うそ、誉!
5メートルほど離れた場所に、その姿を見つける。
聞こえるかな?と思いながらも、声をかけようとしたら…
誉が隣にいためちゃくちゃ綺麗なコと笑い合って、思わず固まる。
え、彼女?
のワケないか…
でもスタッフって格好じゃないし。
やたら親密そうだし。
とそこで、誉とバチッと目があって。
その目が大きく開かれる。
うわどーしよ、とりあえず会釈っ?
をしようとした瞬間。
誉はプイと顔を背けて。
そのまま人混みの中に消えていった。
なにそれ、シカト?
そっか…
そうだよね。
セフレに声かけられても困るよね。
その綺麗なコに勘違いされても困るだろうし…
仕事場に押しかけられて迷惑だったよねっ。
居たたまれなくなって、急いでその場を後にした。