やっぱり好き!!
でも素直になれないあたしは「水飲んでもう寝な!あたしも早くお風呂入って寝たいし!」と陵をキッチンに連れて行き、水を用意する。
「鞠〜、お水飲ませて!」
小さな子どものように口を開ける陵の口元にあたしが水の入ったコップを持って行こうとすると、「違う!!」と返された。
「口移しで飲ませて〜!!」
酔っている時、陵は駄々をこね出したらあたしが折れるまで言い続ける。明日も仕事のあたしは恥を捨て、水を口に入れて陵の唇に自身の唇を重ねた。チュッとリップ音が響く。
「えへへ。鞠からキスしてもらった〜。おやすみ〜!」
水を口移しで飲ませて数十秒が後、陵は顔を真っ赤にしながら笑い、あたしの頬にキスをして寝室へと入っていく。あたしは顔を真っ赤にしながらその場に座り込んだ。
「はあ〜……。ったくあの馬鹿は!」
禁酒を破るなんて、と思ったけどあたしのことが好きなら彼女の誕生日なんて忘れないよね。
もうすぐあたしは誕生日だ。去年は普通にお祝いしてもらった。今でも陵からもらった手鏡を大切にしてる。
「鞠〜、お水飲ませて!」
小さな子どものように口を開ける陵の口元にあたしが水の入ったコップを持って行こうとすると、「違う!!」と返された。
「口移しで飲ませて〜!!」
酔っている時、陵は駄々をこね出したらあたしが折れるまで言い続ける。明日も仕事のあたしは恥を捨て、水を口に入れて陵の唇に自身の唇を重ねた。チュッとリップ音が響く。
「えへへ。鞠からキスしてもらった〜。おやすみ〜!」
水を口移しで飲ませて数十秒が後、陵は顔を真っ赤にしながら笑い、あたしの頬にキスをして寝室へと入っていく。あたしは顔を真っ赤にしながらその場に座り込んだ。
「はあ〜……。ったくあの馬鹿は!」
禁酒を破るなんて、と思ったけどあたしのことが好きなら彼女の誕生日なんて忘れないよね。
もうすぐあたしは誕生日だ。去年は普通にお祝いしてもらった。今でも陵からもらった手鏡を大切にしてる。