豚は真珠♡
行方不明
−峰side−
今日は期末対策で部活が休みだ。
その代わり部員で集まり勉強会だ。
『あー。もうよくね。疲れたー』
横で嘆いているのは頼だ。
『もうちょっとだよ。我慢しろ。お前成績悪かったら最後の試合出れなくなるって言われてたろ!』
頼『大丈夫っしょ〜俺そんな頭悪くないって〜』
こんなやり取りをしていたら教室の扉が勢い良く
ーガシャンー
と音を立てて開いた。
部員全員がそちらを向く。
頼『え?!』
思わず頼が声を上げたその先には
伊藤さんが息を切らして、立っていた。