豚は真珠♡
皆で役割分担をして動くことになった。
男性陣は焼く方のセット、焼く係、
女性陣は皿やテーブルのセットになった。
私がお皿を並べていると真理亜が小声で話しかけてきた。
真理亜『真珠子どう?話せた?』
そう言いながら目配せしてくる。
『話せるわけ無いじゃん…』
私はため息とともに言った。
真理亜『頑張れ〜少しは進展させなよ?』
と言ってニヤァとしながら去っていった。
そもそも人とこんなに関わったことが無いのに距離なんか詰められるはずがない。
(何を話すのよ…もう。)
そんな事を考えながら準備を進め、無事にバーベキューが始まった。