豚は真珠♡
最近頼は俺の家が広いのを気に入ってか、しょっちゅう遊びに来る。
俺の親が会社を経営していて家が無駄に広い。小さい頃からそんな生活だったから考えてなかったけど、最近自分が金持ちの部類に含まれると知った。
だから周りにもそんな話もしなくなったし、呼ぶのも避けていた。
友達もそこまでの付き合いしかしないから皆離れていった。
でも今の高校に来て頼と出会って少し変わった。
−ある日−
流れ川の土手で座りながら頼と話していた。俺は友達がいないという頼に俺の事情も話した。
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頼『そういう事ね。何かお前も苦労してるんだな。』
『うん。騒がれるのも嫌だし、極力避けてきた。』
頼『でもさ、俺は初めてお前を見た時何か仲良くなりたいって思ったんだよ。何かコイツとならって思った。』
『おう。』
何か恥ずかしい。
頼『だから、お前が金持ちだろうが貧乏だろうが俺は声をかけていたと思う!お前の事、友達として最高だと思うそれは何だって変わらないぜ。』
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そう言ってくれたのは凄く嬉しかった。
凄く恥ずかしかったけど…。
だから家に招待する事にしたんだが…。