豚は真珠♡


『真理亜…。私は今何を…。』

真理亜『よしよし〜落ち着いて〜。』
真理亜が兎に角落ち着かせようと必死に背中をさすってくれている。

−数分後−
『ハァ。』
やっと落ち着いてきた。

真理亜『大丈夫?』

『うん。ありがと。』

真理亜『びっくりしたね。』

『今のって何?少し怖かった…。』

真理亜『はぁ。やっとここまで来たのに。』

『へ?ここまで?』

真理亜がなんでもないと言うようにてをヒラヒラさせた。

真理亜『真珠子は真珠子のペースでいーの。一個ずつ…ね?』

『え…。う、うん。良くわかんないけど。』
真理亜の言っている意味が分からないけど、きっとその通りにしていれば間違いない。
私の知らない世界がまだまだあるんだろう。真理亜はそれを私のペースでって言ってるんだと思った。
ちょっと峰君にはビックリしたけど…。
でも香水、凄く良い香りだった。
あの時、自分も無意識で峰君の事を見つめていた。
あれが【魅了】なのだろうか。



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