豚は真珠♡
−峰side−
『しゅうちゃん、落ち着こうか。』
そう言って頼に廊下へ連れてこられた。
『又やっちゃった。』
物凄い後悔が押し寄せてくる。
頼『しゅうちゃんって結構激しいよね。』
『違う。俺、三木さんの前に行くと理性が…。』
頼『やべぁな。流石に俺も止めに入ったわ。』
『いや、ありがと…。』
どうしても三木さんを前にするとおかしな行動に出てしまう。
頼『それだけ。好きなんだろ。』
俺は顔を両手で覆った。
『どうしよ…。顔見れなくなりそう。』
頼『落ち着け〜!深呼吸!』
取り敢えず頼に従って深呼吸する。
『フゥー。』
何回か繰り返すうちに落ち着いてきた。
頼『どう?』
『ありがと…。落ち着いた。』
頼『良かった。当分は接近禁止だな。』
頼が、笑いながら言う。
『ハァ。だな。』
俺は三木さんの為にもそうしようと決めた。このままだと本当に取り返しのつかない事になりそうだ。
俺はその後白路と帰宅することにした。
(どんどん引き込まれて行く。)