明日の光
ドンッ
びっくりして頭をぶつけてしまった。



「イタッど、どうも」




「一応言っておくが人の部屋に勝手に入るな、毎日夕飯は作れ、弁当とかは要らねぇ、学校でも今まで通りにしろ、、、分かったか?分かったなら返事しろこのブスッ!」




「は、はいっ!」




それだけ言って出ていってしまった。




だから男の子は嫌いなんだよ、全部自分勝手に物事進めようとするそういうとこが。




それから手に持っていた中学生の時の卒業アルバムはクローゼットの奥に閉まった。



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