彼女を10日でオトします~裏話・番外編~
カランカラン。
「たっすくー。
4ヶ月、お疲れさん。はい、これ」
「たすく、お前の性悪っぷり、発揮できてたぞ」
「なんだ、まだやってねえの? アホからの電話じゃ、11時からって聞いてたけど」
「コットン、ヒデ、かおるん!!
うわあ、キョーン、コットンが花束持って来てくれたよお」
…………。
「あら、綺麗。ありがとう、さっそく活けるわね。
お姉ちゃーん、花瓶どこー?」
「あ、キョン、花瓶はそっちの棚にあるよ。
違、その隣、そっちじゃなくて、その反対隣」
「薫、こんなところで油を売っていていいのか?
例の企画の清書はどうなった」
「うっせえな。半分終わったよ。
だいたい、企画書で500ページってなんなんだよ。アホか」
「主君に向かって、阿呆とはどういう領分だ!!
貴様の脳みそが腐らぬように量を増やしてやったんだ。
感謝するのが筋だろうが」
「ああ? 何が主君だ。大概にしろよ、バカ
そんな迷惑な筋があってたまるかっつうんだよ。
お陰で睡眠不足だ」
「ハッ!! 何が寝不足だ。ヘソで茶がグラグラ煮立つわ!
学校に昼寝に来ているやつがよく言えたものだ」
…………。
「まあまあ、喧嘩しちゃやあよ。
今日はさ、仲良くいこうじゃないの。
ほら、キョンもなんか言って……ってキョンちゃん、その手に持ってるものは……なにかな?」
「ん? 私が作ったクリームシチュー。ちょっと焦がしちゃったけど、きっと美味しいわ」
「いや、ちょっとってレベルじゃないと……い、いや、なんでもない、うん……。
そういえば、ダメ作者はどこ行った?」
「つばめさんなら、ほら、隅っこで泣いてるわよ」
「ホントだぁ。いい気味ぃ。俺の腹を2回も刺した罰だぁ」
……しどいよ、ちみたち。
「たっすくー。
4ヶ月、お疲れさん。はい、これ」
「たすく、お前の性悪っぷり、発揮できてたぞ」
「なんだ、まだやってねえの? アホからの電話じゃ、11時からって聞いてたけど」
「コットン、ヒデ、かおるん!!
うわあ、キョーン、コットンが花束持って来てくれたよお」
…………。
「あら、綺麗。ありがとう、さっそく活けるわね。
お姉ちゃーん、花瓶どこー?」
「あ、キョン、花瓶はそっちの棚にあるよ。
違、その隣、そっちじゃなくて、その反対隣」
「薫、こんなところで油を売っていていいのか?
例の企画の清書はどうなった」
「うっせえな。半分終わったよ。
だいたい、企画書で500ページってなんなんだよ。アホか」
「主君に向かって、阿呆とはどういう領分だ!!
貴様の脳みそが腐らぬように量を増やしてやったんだ。
感謝するのが筋だろうが」
「ああ? 何が主君だ。大概にしろよ、バカ
そんな迷惑な筋があってたまるかっつうんだよ。
お陰で睡眠不足だ」
「ハッ!! 何が寝不足だ。ヘソで茶がグラグラ煮立つわ!
学校に昼寝に来ているやつがよく言えたものだ」
…………。
「まあまあ、喧嘩しちゃやあよ。
今日はさ、仲良くいこうじゃないの。
ほら、キョンもなんか言って……ってキョンちゃん、その手に持ってるものは……なにかな?」
「ん? 私が作ったクリームシチュー。ちょっと焦がしちゃったけど、きっと美味しいわ」
「いや、ちょっとってレベルじゃないと……い、いや、なんでもない、うん……。
そういえば、ダメ作者はどこ行った?」
「つばめさんなら、ほら、隅っこで泣いてるわよ」
「ホントだぁ。いい気味ぃ。俺の腹を2回も刺した罰だぁ」
……しどいよ、ちみたち。