彼女を10日でオトします~裏話・番外編~
3日目、朝のひと騒動
『3日目、朝のひと騒動』
ううん……。あれ、ココどこだろ?
目を擦って、瞼を開けると見慣れない天井が目に飛び込んできた。
ええと、確か、昨日は、早めに戸部たすくを家に返して、それで――
まだ、とろけている脳みそにムチを打って考えていると、肩に染みる冷たい空気に気付いた。
寒い。もっそりと体を布団の奥に沈めた。
――アレ?なんでこんなに寒いんだろう?
肩をさすって温めようと……
!!
え!?私、パジャマ着てない!!
パジャマどころか、下着も!!
「……きょーん、めろん、ふろおとお」
キ、キョン!?
メ、メロンフロートですって!?
耳を澄ませば、規則正しい寝息が聞こえて、何も澄まさなくても……耳に吐息があたる。
ま、まさか!!
3秒に1°の速度で、横をむけば――
「ギャアアァァァァァ」
ううん……。あれ、ココどこだろ?
目を擦って、瞼を開けると見慣れない天井が目に飛び込んできた。
ええと、確か、昨日は、早めに戸部たすくを家に返して、それで――
まだ、とろけている脳みそにムチを打って考えていると、肩に染みる冷たい空気に気付いた。
寒い。もっそりと体を布団の奥に沈めた。
――アレ?なんでこんなに寒いんだろう?
肩をさすって温めようと……
!!
え!?私、パジャマ着てない!!
パジャマどころか、下着も!!
「……きょーん、めろん、ふろおとお」
キ、キョン!?
メ、メロンフロートですって!?
耳を澄ませば、規則正しい寝息が聞こえて、何も澄まさなくても……耳に吐息があたる。
ま、まさか!!
3秒に1°の速度で、横をむけば――
「ギャアアァァァァァ」