光への道

ターゲット2

気付けば昼休み

美「零、行こっか」
零「あぁ」

来たのはいつもの裏庭

零「で、相談って?」
美「実はね…私…
鑌 美花なんだぁ」
零「は?」
美「ふふっ驚いた?」
零「また裏切ったのかよ」
美「違う違う。これを見て」

私は真守のときと同じ音声を聞かせた

零「なんだよ…これ…」
美「これが真実」

零「なんで言わなかったんだよ！」

その言葉にイライラした私は自分でも驚く位の冷たく低い声で怒鳴った

美「ふざけるな！俺が必死に『やってない!』『信じて』と言ったのに! !お前らは信じなかった！聞く耳持たなかった！今頃なんだよ!?ふざけんな! !」

ついつい冷酷が出てしまった

零「っ!?!?」

私は声を美花に戻した

美「図星?」

零「美花…すまん」

そして私は守りのときと同じように零のお腹を力いっぱい蹴った

零「ｳｯ…」

ﾊﾞﾀ

そして私は魅影達の元へ戻った