俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
「原口が驚くのも無理はない。俺も未だに友哉の甘々な姿に違和感がある位だ」

「にしても、急展開じゃないか?」

「そうなんだよ。愛莉ちゃんにうちに就職してもらったんだけど、あっという間に友哉と同棲までしてるんだから」

「…。出来る男は何でも積極的だな。スゲ~」

「だろ?」

「南さんも、高校以上に美女になってて驚いた」

「?私ですか?」

「ああ。相変わらずなんだ」一瞬で愛莉の無自覚が変わっていないことを見抜いた原口だった。

「先ずは、注文しようか」と彰。

「ああ。何にする?俺が纏めて注文するよ。料理は適当に頼むな」サクサク進めていく原口。

その姿を眺めている友哉。彰の人を見る目は確かな様だ。原口は、気遣いも出来るし、物事の判断も速いし、これで情報収集もしてくれたら、今のわが社には必要な人材だろう。

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