俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
迎えた土曜日。
友哉と愛莉は、8時過ぎにマンションを出発した。昨夜仕事帰りに、友哉より一足先にオフィスを出た愛莉は、近くの百貨店に和菓子を買いに行ったのだ。愛莉は、小さい頃から『長谷屋』の和菓子が大好きで、ぜひ手土産はここと決めていたのだ。誠も好きだったので弟の分と、彰の実家も近所だと聞いたので彰の実家の分も購入していた。
こう言う気遣いの出来る愛莉は、秘書の仕事は向いているのだろう。『ラブフレ』で、存分に実力を発揮している。
行楽日和で、少し渋滞している箇所はあったが、10時前には到着した。
マンションの来客用駐車場は、今日は3台共空いていた。ストーカーの男は、愛莉や他の女性社員にも付き纏ったり、隠し撮りをしていたりと余罪があったので逮捕され、まだ釈放されていないはずだ。もちろん会社も解雇されている。
部屋に着くと既に誠が到着して掃除していた。
「兄貴、今日はありがとうございます。姉貴、迷惑掛けてないだろうな?」
「誠、こちらこそサンキュー」
「誠、私に対して失礼じゃない?」
「姉貴が頼りないんだろ?」
「何か生意気…」
「まあまあ、ふたりとも兄弟で言い合いしてる場合じゃないよ。時間ないから、掃除するぞ」
「「はぁ~い」」
友哉の言うことは素直に聞く兄弟。
友哉と愛莉は、8時過ぎにマンションを出発した。昨夜仕事帰りに、友哉より一足先にオフィスを出た愛莉は、近くの百貨店に和菓子を買いに行ったのだ。愛莉は、小さい頃から『長谷屋』の和菓子が大好きで、ぜひ手土産はここと決めていたのだ。誠も好きだったので弟の分と、彰の実家も近所だと聞いたので彰の実家の分も購入していた。
こう言う気遣いの出来る愛莉は、秘書の仕事は向いているのだろう。『ラブフレ』で、存分に実力を発揮している。
行楽日和で、少し渋滞している箇所はあったが、10時前には到着した。
マンションの来客用駐車場は、今日は3台共空いていた。ストーカーの男は、愛莉や他の女性社員にも付き纏ったり、隠し撮りをしていたりと余罪があったので逮捕され、まだ釈放されていないはずだ。もちろん会社も解雇されている。
部屋に着くと既に誠が到着して掃除していた。
「兄貴、今日はありがとうございます。姉貴、迷惑掛けてないだろうな?」
「誠、こちらこそサンキュー」
「誠、私に対して失礼じゃない?」
「姉貴が頼りないんだろ?」
「何か生意気…」
「まあまあ、ふたりとも兄弟で言い合いしてる場合じゃないよ。時間ないから、掃除するぞ」
「「はぁ~い」」
友哉の言うことは素直に聞く兄弟。