俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
「そろそろ行こうか」と友哉が声を掛ける。

「うん」と返事した愛莉は、まさか誠も一緒だと思っていない。何故か一緒に車に乗り込む誠を不思議に思う。

「車だと20分位で着くから」

「友哉くんは、高校まで何で通ってたの?」

「自転車。天気の悪い日だけバスだったな」

「へぇ~自転車だったんだ」

「あれ?知らなかったか?」

「うん。所で、誠はどこまで行くの?」

「えっ、兄貴の実家だけど?」

「ええっ?誠も行くの?」

「兄貴が俺も一緒にって誘ってくれたんだ」

「そうなの?」と友哉に聞く。

「ああ。折角だからふたりとも紹介しようと思って」

「ご迷惑じゃない?」

「うちの親は大喜びだよ」

「そうなの?」真実を知らないのは愛莉だけだ。

「ああ」





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