俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
そして、到着した友哉の実家。

兄弟揃ってポカンとする。

そう、豪邸が目の前に建っているのだ。

「え?兄貴の実家?」

「え?そうだけど」

「…」愛莉は言葉も出ない。

前の駐車場のシャッターを開け、車を止める。他には、2台の高級外車が止まっていた。

「兄貴、何者?」

「はあ?何が?」

「豪邸に連れて来られたらビビる」

「そうか?この辺田舎だからじゃないか?」
そんなレベルではない。

「兄貴の父親の仕事は?」

「親父?親父は高遠建設の責任者?」何故か社長と言わず濁してみた友哉。

「高遠建設?!」この辺りでは一番大きな建設会社だ。

「誠、知ってるのか?」

「俺、大学で建築関係を勉強してて、高遠建設は就職第一希望なんだ」

「へぇ~そんなんだ。偶然だな」

「…」憧れの会社の社長に会う事になり、急に緊張し出す誠。

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