俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
あっという間に打ち解けた南兄弟は、もうスッカリ家族の様に馴染んでいる。母親の希望で『美沙さん』と呼ぶことになり、父親まで名前で呼んでほしいと言い出す始末。結局『文哉さん』と呼ぶことになり落ち着いた。
「愛莉ちゃんは今、友哉の所で働いているの?」
「はい。お世話になってます」
「親父お袋、愛莉と一緒に住んでるから」
「そうなの?愛莉ちゃんのご両親にはちゃんと挨拶に伺ったの?」
愛莉はドキッとする。普通の家庭で両親も亡くなっていると伝えて受け入れられるかが不安だ。でも、正直に話すしかない。
「あの、うちの両親なんですが、私が大学の時に父が病気で亡くなりまして。やっと落ち着いた頃に今度は母が事故で…なので、家族は誠だけです…」
「まぁ、それは辛かったわね。哀しいことを思い出させてごめんなさいね。でも、ふたりを見ていると素敵な姉弟で羨ましいわ。これからは、私達を本当の両親と思って甘えてね」
「そうだぞ。いつでも帰っておいで」
友哉の両親の言葉に胸が熱くなるふたり。
「「ありがとうございます」」
「ありがとうはこっちよ。娘と息子が一気に増えたのよ!しかも、美男美女で素敵な子達が」
友哉も、今になって自分の両親の愛情の深さを改めて知る。ひとりっ子だが、決して家業を継げと言われることなく好きな事をさせてもらっている。誠という自分を慕ってくれる弟も出来た。大好きな愛莉と再会して幸せな事ばかりだ。
「愛莉ちゃんは今、友哉の所で働いているの?」
「はい。お世話になってます」
「親父お袋、愛莉と一緒に住んでるから」
「そうなの?愛莉ちゃんのご両親にはちゃんと挨拶に伺ったの?」
愛莉はドキッとする。普通の家庭で両親も亡くなっていると伝えて受け入れられるかが不安だ。でも、正直に話すしかない。
「あの、うちの両親なんですが、私が大学の時に父が病気で亡くなりまして。やっと落ち着いた頃に今度は母が事故で…なので、家族は誠だけです…」
「まぁ、それは辛かったわね。哀しいことを思い出させてごめんなさいね。でも、ふたりを見ていると素敵な姉弟で羨ましいわ。これからは、私達を本当の両親と思って甘えてね」
「そうだぞ。いつでも帰っておいで」
友哉の両親の言葉に胸が熱くなるふたり。
「「ありがとうございます」」
「ありがとうはこっちよ。娘と息子が一気に増えたのよ!しかも、美男美女で素敵な子達が」
友哉も、今になって自分の両親の愛情の深さを改めて知る。ひとりっ子だが、決して家業を継げと言われることなく好きな事をさせてもらっている。誠という自分を慕ってくれる弟も出来た。大好きな愛莉と再会して幸せな事ばかりだ。