俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
雅が突然ある事を思い出す。
「友哉、あんた裏の家の小柳って覚えてる?」
「小柳さんって呉服屋の?」と美沙が聞く。
「はい」
「小柳?覚えてない」
「友哉と彰を追っかけ回してた琴音」
「…。何となく」
「友哉達の2歳下で、大学行く頭がなかったから自分の家の呉服屋に就職したんだけど…。まあ、ワガママで評判が悪いのなんの」
「で?そいつがどうしたんだ?」
「この前たまたま近くで会ったんだけど、友哉と彰が起業して成功したのを最近知ったみたいで、会わしてくれって絡まれたんだ。彰より友哉狙いだわ、あれ」
「…。最悪」
「小柳さんの所か…」友哉の父が微妙な顔をする。
「何かあるのか?」
「ああ。このご時世、呉服屋はかなり難しくてな。それでも、新しい事も取り入れ長男が頑張ってたんだ。だが、父親がなぁ。娘を甘やかしてやりたい放題。傲慢な態度も客離れに拍車が掛かって、最終的に父親に愛想を尽かした長男が出て行ったんだ」
「じゃあ?」
「もう危ないな」
「…」
「友哉、気をつけろよ」
「ああ」
「友哉、あんた裏の家の小柳って覚えてる?」
「小柳さんって呉服屋の?」と美沙が聞く。
「はい」
「小柳?覚えてない」
「友哉と彰を追っかけ回してた琴音」
「…。何となく」
「友哉達の2歳下で、大学行く頭がなかったから自分の家の呉服屋に就職したんだけど…。まあ、ワガママで評判が悪いのなんの」
「で?そいつがどうしたんだ?」
「この前たまたま近くで会ったんだけど、友哉と彰が起業して成功したのを最近知ったみたいで、会わしてくれって絡まれたんだ。彰より友哉狙いだわ、あれ」
「…。最悪」
「小柳さんの所か…」友哉の父が微妙な顔をする。
「何かあるのか?」
「ああ。このご時世、呉服屋はかなり難しくてな。それでも、新しい事も取り入れ長男が頑張ってたんだ。だが、父親がなぁ。娘を甘やかしてやりたい放題。傲慢な態度も客離れに拍車が掛かって、最終的に父親に愛想を尽かした長男が出て行ったんだ」
「じゃあ?」
「もう危ないな」
「…」
「友哉、気をつけろよ」
「ああ」