俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
病院は平日の午前中の為、診察を待つ妊婦さんが沢山待っている。

そんな中、俺は駆け込んだ。注目を一身に集めているが俺は、周りを見る余裕すらなかった…

「すみません。妻が妻が」受付でも焦って言葉が出ない。

受付の人達は愛莉に付き添う俺に、もちろん面識がある。

「高遠様。奥様は3階の分娩室におられます」と冷静に伝えられた。

「ああ。ありがとう」お礼と同時に走り出す。

「高遠様、病院では走らないで下さい」と後ろから聞こえるが、構っていられない。
俺は、心の中で謝りながらもエレベーターまで走った。

3階にエレベーターが到着すると共に飛び降り廊下の先に目をやるとお袋の姿。

「お袋!!」

「友くん!間に合ったみたいね。早く分娩室へ」

「ああ」

そして、やっと愛しの愛莉の元へ辿り着いた。





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