俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
病院に着き、急ぐ俺達。
午前診を終えた受付は、閑散としていた。
残っていた受付の女性は、駆け込んだ俺達を見て目を見開く。
男ふたりが慌てて入って行ったのだ。無理もない。
そんな様子を気にする余裕のない俺達は、
「すみません。高遠ですが」と声を掛ける。
「高遠様。この度はおめでとうございます。3階にお上がり下さい」
「「もう産まれたのか?!」」
こんなに早く産まれると思っていなかった俺達は、受付の女性の言葉に驚いた。
「はい。先程連絡がありました」
「ありがとう。誠、行くぞ」「はい…」
俺達が立ち会うわけじゃないが、出産の瞬間に間に合わなかった事が少し複雑だ。
エレベーターで3階に上がると、廊下の椅子には美沙の姿。
「あなた。誠くんも。産まれたわよ。元気な男の子だって。ふたりともどうしたの?複雑な顔をして」
「「だって、間に合わなかった」」
「プッ。アハハ。貴方達、間に合ってても立ち会えないし、まだ愛莉ちゃんは出産後の後処理をしてるから、私も会ってないわよ。私も赤ちゃんとの対面はこれからよ」
「「そうなの?」」
午前診を終えた受付は、閑散としていた。
残っていた受付の女性は、駆け込んだ俺達を見て目を見開く。
男ふたりが慌てて入って行ったのだ。無理もない。
そんな様子を気にする余裕のない俺達は、
「すみません。高遠ですが」と声を掛ける。
「高遠様。この度はおめでとうございます。3階にお上がり下さい」
「「もう産まれたのか?!」」
こんなに早く産まれると思っていなかった俺達は、受付の女性の言葉に驚いた。
「はい。先程連絡がありました」
「ありがとう。誠、行くぞ」「はい…」
俺達が立ち会うわけじゃないが、出産の瞬間に間に合わなかった事が少し複雑だ。
エレベーターで3階に上がると、廊下の椅子には美沙の姿。
「あなた。誠くんも。産まれたわよ。元気な男の子だって。ふたりともどうしたの?複雑な顔をして」
「「だって、間に合わなかった」」
「プッ。アハハ。貴方達、間に合ってても立ち会えないし、まだ愛莉ちゃんは出産後の後処理をしてるから、私も会ってないわよ。私も赤ちゃんとの対面はこれからよ」
「「そうなの?」」