俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
目の前までやって来た愛莉。
「田中さんでしょうか?」

「ええ。南さん、お久しぶりですって言っても覚えてないかな?」

「いえ。お顔を見て何となく。高遠くんと仲良かったですよね?」

「ああ。友哉は覚えてるんだ。あっ、座ってね」

「はい。お待たせしてすみません」

「いえいえ。懐かしくて早く来てブラブラしてたんだ」

「そうなんですね。あまり変わらないですよね」

「新しいコンビニが出来てて新鮮だった」

「確かに。高校の時に欲しかったですね」と優しく微笑む愛莉に目が離せない。彰は、自分が見とれてる場合でないことを思い出す。

「お昼は食べた?」

「いえ。朝が遅くなってしまってまだです」

「じゃあ、一緒に何か食べよう。俺も減ってたんだ」

メニューを見るふたり。

「私は、パスタランチにします」と決断が早い。

「じゃあ、注文するよ」

「ありがとうございます」

今日は、彰がサッと注文するのだった。



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