俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
「えっと、まず会社の話から。わが社は俺が副社長で、社長とふたりで起業した会社なんだ。仕事は、スマホアプリの開発で、創業5年今年度は年商20億を超えると思う。ただ、一気に成長したため人材の補充や育成が全く出来ないまま、少数で何でも熟してきた」

「凄いですね」

「まあ、開発したアプリが思ってる以上に好評でね。今後は、このアプリを進化させていく事と、また新たなアプリの開発もしていくつもりなんだ」

「はあ」

「今回会社全体で、大幅に人員を増やす事にしたんだ。部署毎の人選や配置は今社長がしてる筈なんだ。で、今回愛莉ちゃんには秘書をお願いしたい」

「えっ、秘書ですか?」

「そうなんだ」

「私で勤まりますか?秘書の実務経験はありませんが」

「秘書検定を持ってるって聞いたよ」

「はい。資格は持ってます」 

「なら全然問題ない。俺もいるし何でも聞いてくれていいから。他に入ってくる社員も、経験者ばかりじゃないはずだ。細かい、給料や休日、福利厚生などはこの紙に書いている通りだから」と、紙を差し出す。

「見せていただいても?」

「もちろんどうぞ」

そこには、新入社員の条件とは思えない好条件が書かれていた。

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