俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
実家のマンションに戻った3人。

車は、少し手前で何故か止まる。

「どうしたの?」何も知らない愛莉。

「いるな」「いますね」

「だから、何が?」

「どうしようか…」

「誰が狙いかは確実じゃないけど、嫌な予感はします」

「俺もだよ。睨まれたしな」

「何かあってからじゃ遅いし、警察呼びましょう」

「そうだな」

「じゃあ、住人の俺が電話します」

「頼む」

誠が警察に連絡を入れ、不審車から見えない所で合流する事になった。サイレンも鳴らせないので、10分位待つことになった。

暫くすると、友哉の車の窓が『コンコン』と叩かれた。

友哉が窓を開ける。

「県警の鈴木と申しますが、南さん?」

後ろから顔を出し、
「僕が南です」と答える誠。

「目立ちますから良かったら後ろに乗って下さい」と友哉が声を掛ける。

「では、お邪魔します」私服警官のふたりが乗り込んだ。

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