俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
警察署を出た時には、スッカリ暗くなっていた。

「明日引っ越しなのに、迷惑掛けてごめんなさい」

「何で愛莉が謝るんだ?」

「そうだよ。姉貴は被害者だろう?」

「何か、この前の女性もだし、高橋さんもだし、こんなに続くと私が悪いのかと…」落ち込む愛莉。

「兄貴、この前の女性って?」

「ああ。俺のストーカーに愛莉も巻き込まれて」

「じゃあ、姉貴は何も悪くないだろ?」

「そうだぞ。愛莉に原因があるとすれぱ可愛すぎるからだな!」素面で宣言する友哉。

「兄貴、聞いてる方が恥ずかしい」
兄弟揃って赤面するのだった。

「ホントの事だろ?」

「はいはい」「…」

愛莉は友哉の言葉が嬉しく、心が温かくなっているのを感じる。

これが、好きって事なのかな?と思うのだった。


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