俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
覚悟してと言われても…

でも、友哉の強引さすら嫌じゃなくなっている愛莉。この1週間で、同級生から同居人、家族の様な大切な存在へと変化している事には気づいているのだ。

友哉といたら安心するし、頼りになる。
同棲も悪くないと思える。

「お手柔らかにお願いします」

「もちろん!愛莉、改めて結婚を前提にお付き合いして下さい!」

「結婚?!」

「そう。だって、愛莉の事は将来を見据えて真剣に考えているから。普通に恋愛からならいきなり同棲なんてしないし」

「…私、恋愛初心者で…でも、友哉くんの事は好きだから、よろしくお願いします」愛莉の口から自然と出た友哉への想い。

「やった~絶対大事にする」

「お願いします」

「おっ、そろそろ朝ご飯食べて用意しないと間に合わないな」

「え?きゃ~、友哉くんが朝からこんな話するから、時間がないじゃない」

「いいよ。うちの会社フレックスでいいんだし」

「ダメ。私、新入社員です」

「真面目だな」

「社長が何言ってるんですか!」

「はいはい。じゃあ、サッと食べて用意しよう」

ふたりは、何とか間に合う時間ギリギリに部屋を出るのだった。

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