俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
マンションを出て、オフィスビルに向かってのんびり歩く友哉。
「社長、急いで下さい。置いていきますよ?」
「え?置いてくの?」
「嫌なら急いで下さい!」
「は~い」
『ラブフレ』のクールな社長が秘書に追い立てられている姿は珍しい。思わず足を止めて見てしまう人達。
愛莉は見られているとは思いもせず、会話は続く。
「次のエレベーターに乗れなかったら遅刻ですよ」
「はいはい」
「もう。気にしてないでしょう?」
「そんな事ないよ。今日も愛莉は可愛いなぁと思ってる」
「そんな事聞いてません。もう」と拗ねる愛莉。
今までの友哉のイメージからは想像できない甘い言葉に、女性達はキャアキャアと騒ぎ、男性達は愛莉の可愛さにザワザワするのだった。
美男美女カップルは、先週から噂の的だったが、今朝のやり取りで噂が真実だったと瞬く間にビル全体に知られる事となったのだ。
知らないのは、愛莉だけ…
友哉の作戦通りだ。
「社長、急いで下さい。置いていきますよ?」
「え?置いてくの?」
「嫌なら急いで下さい!」
「は~い」
『ラブフレ』のクールな社長が秘書に追い立てられている姿は珍しい。思わず足を止めて見てしまう人達。
愛莉は見られているとは思いもせず、会話は続く。
「次のエレベーターに乗れなかったら遅刻ですよ」
「はいはい」
「もう。気にしてないでしょう?」
「そんな事ないよ。今日も愛莉は可愛いなぁと思ってる」
「そんな事聞いてません。もう」と拗ねる愛莉。
今までの友哉のイメージからは想像できない甘い言葉に、女性達はキャアキャアと騒ぎ、男性達は愛莉の可愛さにザワザワするのだった。
美男美女カップルは、先週から噂の的だったが、今朝のやり取りで噂が真実だったと瞬く間にビル全体に知られる事となったのだ。
知らないのは、愛莉だけ…
友哉の作戦通りだ。