現在、片想われ中
「ほら、早く言ったらどうだ」
ジリジリとこちらに寄ってくる。
ん〜・・・・・・嫌だなー・・・・・・でもな〜・・・・・・。
「はぁ、分かったよ・・・・・・体調崩したときとか意識の制御が出来なくなって、灯里しか出てこれなくなるんだよ」
おそらく灯里自身の体が不調であっても意識だけの俺では気づくことができない。
そのため体が勝手に元の意識を呼び起こそうとするんだろう。
「そうか・・・・・・体調崩したときはいつでも言ってくれよ。見舞いに行くから」
「絶対言うわけないだろ。それに来るなよ」
「フルーツケーキ持っていってやるぞ」
「・・・・・・それなら許す」
俺と灯里は食べ物の好みが全く同じだ。
俺たちは甘いものには目がないからな。
「男のくせに昔から甘いもんが好きだよな」
「男だからとか関係ないね。美味しいものは正義だ」
「これを言ってるのが海里じゃなくて灯里だったらな〜」
「悪かったな、俺で」
拓也はそう言いながらも嬉しそうな顔で見てくる。
結局見た目が灯里だったらいいのかよ。
「・・・・・・そろそろ一時間目終わるんじゃないのか?」
さすがに二時間連続で授業を欠席するのは気が引けるな・・・・・・。
成績はともかく、優等生だからな・・・・・・俺の中では。
ジリジリとこちらに寄ってくる。
ん〜・・・・・・嫌だなー・・・・・・でもな〜・・・・・・。
「はぁ、分かったよ・・・・・・体調崩したときとか意識の制御が出来なくなって、灯里しか出てこれなくなるんだよ」
おそらく灯里自身の体が不調であっても意識だけの俺では気づくことができない。
そのため体が勝手に元の意識を呼び起こそうとするんだろう。
「そうか・・・・・・体調崩したときはいつでも言ってくれよ。見舞いに行くから」
「絶対言うわけないだろ。それに来るなよ」
「フルーツケーキ持っていってやるぞ」
「・・・・・・それなら許す」
俺と灯里は食べ物の好みが全く同じだ。
俺たちは甘いものには目がないからな。
「男のくせに昔から甘いもんが好きだよな」
「男だからとか関係ないね。美味しいものは正義だ」
「これを言ってるのが海里じゃなくて灯里だったらな〜」
「悪かったな、俺で」
拓也はそう言いながらも嬉しそうな顔で見てくる。
結局見た目が灯里だったらいいのかよ。
「・・・・・・そろそろ一時間目終わるんじゃないのか?」
さすがに二時間連続で授業を欠席するのは気が引けるな・・・・・・。
成績はともかく、優等生だからな・・・・・・俺の中では。