QUALIA ー最強総長×家出少女ー
GLEAM
☆☆☆
この日、私は颯太君と一緒に買い物に来ていた。
あれからも、颯太君とはペコで一緒に働き、かなり仲良くなった。
最初は警戒されてたのに、今では一番話してる時間が長いかも。
颯太君と歩いていると、まるで仲の良い姉弟(もしくは姉妹)のようだ。だけど、颯太君が来る一番の目的は、私の護衛のためだ。
男しかいないペコハウスで暮らすには、どうしても定期的に買い物に行く必要があった。
「ごめん! ちょっと待ってて!」
颯太君はトイレへ駆け込む。流石に男子トイレにまではついていけないし、待つことにした。
トイレの近くの壁に寄りかかり、通りを眺める。日曜日の商店街は、たくさんの人がいた。
今も月子に変装している。だからクラスの子と会っても気づかれない自信はある。
「ねぇ、そこの君」
誰かに話しかけられる。
まずいっ!
「ちょっと行方不明になっている女の子について教えてほしいんだけど」
それはお巡りさんだった。
この日、私は颯太君と一緒に買い物に来ていた。
あれからも、颯太君とはペコで一緒に働き、かなり仲良くなった。
最初は警戒されてたのに、今では一番話してる時間が長いかも。
颯太君と歩いていると、まるで仲の良い姉弟(もしくは姉妹)のようだ。だけど、颯太君が来る一番の目的は、私の護衛のためだ。
男しかいないペコハウスで暮らすには、どうしても定期的に買い物に行く必要があった。
「ごめん! ちょっと待ってて!」
颯太君はトイレへ駆け込む。流石に男子トイレにまではついていけないし、待つことにした。
トイレの近くの壁に寄りかかり、通りを眺める。日曜日の商店街は、たくさんの人がいた。
今も月子に変装している。だからクラスの子と会っても気づかれない自信はある。
「ねぇ、そこの君」
誰かに話しかけられる。
まずいっ!
「ちょっと行方不明になっている女の子について教えてほしいんだけど」
それはお巡りさんだった。